羅高DXブログ by 校長
いってらっしゃい!
羅臼高校にはおよそ70台ほどのクロームブックがあります。これは、コロナ禍への対応として国家予算で全国の学校に配備されたもので、どの学校にもあります。
羅臼高校でも配備された当初は生徒に貸与して活用していたのですが、現在は羅臼町から生徒全員にiPadがプレゼントされていて、クロームブックはほとんど使われていない状態となっていました。
先日、中標津支援学校の校長先生(お互いに教頭時代から知っている、苦楽を共にした仲間)から「支援学校ではクロームブックが全然足りないんだよ~。3人1台端末にしかならない(>_<)」と耳打ちされました。そりゃ大変!
そんじゃ、同じ道立学校だし、羅臼高校で寂しそうに放置されているクロームブック君たちを、新天地中標津支援学校の生徒さんたちにかわいがってもらおうじゃないか、ということで、本校の事務長にも快諾をいただき、クロームブック30台、充電保管庫2台を中標津支援学校に管理換しました。
支援学校の生徒さんたちの笑顔が見えるようです(*^o^*)
新天地でもがんばるのだよ、君たち。
教頭の背中は語る
羅臼高校の教頭先生は、教頭2年目ながら超的確かつ迅速な仕事をする、スーパープロフェショナルな方です。札幌の8間口校の副校長みたいな働きぶりの教頭先生。私はボケ~っとして失敗ばかりの間抜けな人間なので、まさに正反対のタイプ。管理職的には理想的な形です。教頭と校長が同じタイプだと、みんな疲れちゃいますよねぇ。。私としては安心してボケ~っとしていられるワケです(冗談です)。
そんな教頭先生とは毎日いろんな談笑をしているんですが、どうやら「帰り際に学校日誌を作るのが面倒なんですよね~」とのことでしたので、私がちょっとがんばって教頭先生のために「だいたい自動的に作れちゃう学校日誌」を作ってプレゼントしたんですよ。だいたい自動的ってとこがミソで、フル自動化しないところに私の親心が隠れているわけです( ̄∇ ̄)
で、その仕組みを使ってくれている教頭先生が、どうやらかなり楽をできてるらしいことが判明。いや~良かった。私がやりたいのは、いかにしてやりたくない仕事を無くすかということなので、楽をしてくれるのは大変うれしいことです。働き方改革は、いかに「働かせないか」ということなんですよね。無駄で面倒くさくてやりたくない仕事を削減どころか「消滅」させてしまう。これが羅臼高校スタイルです(笑)
いやぁ、それにしても教頭席って、なんだか懐かしいですね。
私はこっちの方が校長室よりも好きだなぁ。
生徒ってすごい!
7/2(火)から、午後の時間帯で学校祭準備を進めています。校長室にいても背中に西日が刺さりとても暑いし、たいした仕事もなくつまらないので、校舎内をウロウロしていると驚きの光景が!!
2年生の男子生徒がクラスステージで披露する演劇の練習をしていて、床に倒れこむシーンの確認をしていたのですが、なぜかiPadも一緒に床に転がっている。
なんだこれは?!と思い聞いてみると、どうやら劇の台本をクラスルームで配信して、役者の生徒はiPadでそれを見ながら練習しているのだそう。生徒の発案で。
いやはや、これって立派なDXじゃないですか。
先生があれこれ考えなくても、生徒は勝手にICTを使いこなし、すでにDXしているということですねこれ。
だいたいどこの高校の生徒もこういうことは思いつくのでしょうが、この無理やり感というか、キレイに整ってない感がいいんですよ。大人が考えるとキレイ過ぎて、たいていつまらない。この子たちのような使い方は、私たちには思いつきません。そこがいいんだなぁ。DXなんて、Z世代に任せちゃった方がむしろ面白いんじゃないか、とちょっと思ったしだいです。
ちなみにこのクラス(2年生)は、高校と高校の間の喧嘩がテーマ?で、最後には友情が芽生えるという、べたべたな昭和ストーリーを演じるそうです。そういえば私が中学生の頃、学校間での集団の喧嘩ってよくありました。昭和57年頃。今の子供たちには、昭和が面白いみたいですね。
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